フェーズの確認/公募奮闘記vol.2

「玖珠町移住定住PR動画及びパンフレット製作業務」について取り組むにあたり、社内作戦会議を重ねた結果

どのフェーズ(局面・段階)に向けた内容にするかがとても大事ではないか?

という結論に至り、さっそく役場の担当課(企画商工観光課)に質問に行ってきました。

※ 公募奮闘記 vol.1はこちらから

トーカーワークスでは、まずターゲットを「大きく2つ」に分類しました。

1つは、玖珠町に「縁」を持たない人。
もう1つは、玖珠町に「縁」がある人。

本当はもっと細かく分類したいのですが、取り急ぎこの2つについて「移住までの流れ」を作成して、

今回のプロモーションが、どんな人たちの、どの段階に向けたもの、をイメージしているか?

について意見交換してきました。


クリックで拡大します。
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例えばですが

玖珠に縁のない方の「3.候補 〜 4.玖珠」段階へ向けたもの

この部分へのアプローチならば、

  • まず「玖珠町という町がある」ということを知ってもらい
  • 玖珠町に良い印象を持ってもらい
  • さらに調べようたいと思ってもらい
  • できれば「一度行ってみようかな」と思ってもらう

そんな内容が良いかもしれません。ただし、この場合

調べた結果、特に良いところはなかった、、

ではいけないので

その後ろの段階を用意しておくこと

が必須になるかと思います。

玖珠に縁のない方の「5.比較」段階へ向けたもの

この部分へのプロモーションであれば、おそらく玖珠町の雰囲気や長所はある程度伝わっている(調べられている)のだろうと思います。

あとは他の場所との比較ですので、

  • 他になくて玖珠にあるもの
  • 実際に移住している方の生の声(メリット・デメリットどちらも)
  • 具体的な行政の制度

など、データや数値、具体的な施策を明確にアピールする方が良いかもしれません。

玖珠に縁のある方の「6.決定」段階へ向けたもの

仮にこの部分を狙うなら

  • 昔を思い出すような、懐かしい風景
  • その中で「最近は、もっと住みやすくなっている」と思ってもらえる内容
  • 実家に戻ることで、老後の生活がどう過ごしやすくなるか
  • 都市部から戻ってくる場合の「よくある不安」をどう解決できるか

など、縁も所縁もない人から見たら「何これ?」と思える様な内容だとしても、ターゲットに合致する人にとっては、最も移住の効果が見込めるかもしれません。

プロモーションは「手段」

今回の打ち合わせの中で、担当の方と

プロモーションは手段

ということを再確認しました。

目的は「より良い町にすること」であり、そのために移住者を増やすこと、彼らの背中を押せる様なプロモーションを作ること、これらはその手段。

そして、どの段階についてプロモーションをしていくかについては

  • 広い幅を持たせると、見やすいが刺さりにくい
  • 範囲を狭めると、刺さりやすいが用途が限定的になってしまう

のため考慮が必要ですが、今回、役場としては

ご提案いただいた内容を基に、決定した業者さんと一緒に作り上げていきたい

とのことでした。