玖珠町(大分県)のニュースサイト「クスマチ.コム」を運営しています。
人口減少・過疎化に向かう玖珠町ですが、地域のアイデア(活動や情報)を集約し、シェアすることで大きな力を生み出し、この流れを変えることができると信じています。
この先の玖珠町
30年前は2万人を超えていた玖珠町の人口は、現在(R6年)は14,000人を下回り、いずれは1万人をきると言われています。
7つあった中学校は1つ(くす星翔中学校)にまとまり、2つあった高校も1つ(美山高校)になりましたが、このまま行くと
- 子供の数が減り高校がなくなる
- 町外(日田など)の高校に通うしか選択肢がなくなる
- であれば「玖珠以外に住む」ことを考える人が増える
- 人口減少が一気に加速する
- 公共施設やサービス、その他様々なことが回らなくなる
- 近隣の自治体と合併し「玖珠町」が消える
ことが予想されます。
本当の意味での「町の終わり」
どんなに人口が減っても、お店が減っても、公共サービスが減っても、そこに「希望・可能性」を感じることができば、まだ大丈夫です。
そしてそれは「町を本気でどうにかしよう!もっと面白いことをやろう!」という人がどれくらい存在するかにかかっています。
現在の玖珠町には、そんな熱意ある人がかなりいると感じていますが、もしその人たちが
もう厳しいな、他の場所で頑張ろうかな、玖珠では未来は描けないな
と感じ出した時、それが本当に意味での「町の終わり」だと思っています。
なぜ「地元」にこだわるのか
正直なところ、地元(玖珠町)にこだわることなく、我々自身も福岡や東京、もっと言えば海外に出ていき「玖珠町にこだわない」で事業を進めていくこともできます。
それでも地元(玖珠町)の今後について取り組む理由は
- 今の子供達が、故郷として戻ってこれる場所を残したい
- 玖珠町が好きだから
- 田舎・農業・自然が必ず価値を持つ時代がやってくる
- 町が変わることで、世界が変わると信じている
からで、それが弊社の理念と合致するからです。