イノベーション・シンキング
本の紹介を始めます。
トーカーワークスには、本を置いていています。
理由は「本のアイデアで、人生に幅とひらめきを!」という考えからで、今後も本は増やしていきたいと思っています。
今後は、置いてある本の紹介を時々書いていけたらと考え、今回はその第1回です。
この本は、約14年ほど前に買ったのですが、一言で言うと
常識を破り、新しい発想をしていくための本
です。
いろんなアイデアが書かれているのですが、その中でも「偉大な人たちはいかに誤ったか?」という部分が印象的で、書き出して手帳に入れていたこともあります。
<ここから引用>
偉大な権威者であるほど、誤った前提をしたり、新しいアイデアへ否定的な見解をしたりするものだ。これから、その実例を挙げてみよう。
サイモン・ニューカム(1835-1909)
当時のアメリカを代表する天文学者で、文学と数学の教授だった。
彼は、空気より重い物体の飛行は絶対に不可能だと断言し、ライト兄弟が初飛行を行った後も
「飛行機は非実用的であり、価値がない」
と主張し続けた。
サミュエル・ピープス(1633-1703)
イギリスの著名な作家。彼はその有名な日記の中で、シェイクスピアの演劇についてこう述べている。
「ロミオとジュリエット」は、今まで見た中で最低の演劇だ。
「真夏の夜の夢」は、退屈でばかげた芝居だ。
「十二夜」は、おろかな芝居だ。
チャールズ・ドゥエル(米国特許庁長官)
1899年、こんな意見を述べた。
「発明できるものは、全て発明された。」
ケルビン卿(1866-1892)
イギリスの優れた数学者であると同時に物理学者。エネルギー保存の法則を開発した。
絶対温度の単位ケルビンは彼の名に由来する。
彼は、無線電信のアイデアを一笑に付して述べた。
「無線通信に将来性はない」
またこうも述べた。
「エックス線は、いかさまであることが判明するだろう」
H.M.ワーナー(ワーナー・ブラザーズ)
1927年、無声映画全盛期時代に彼はこう言った。
「誰が役者の声を聞きたがるのか?」
ドン・ロー(デッカレコードの取締役)
彼は売り込みに来たビートルズのプロモーターにこう言った。
「彼らの音楽は好きになれないし、ギター音楽は廃れつつある。」
ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
1981年にこう述べた。
「メモリは640KBあれば十分だろう」
※ 現在は16G=16,000,000KB 以上が主流で、ますます増えている。