玖珠町の未来とウェブ

ここ数年の「玖珠町の出生者数」が気になって確認したところ

2022年度 → 85名
2023年度 → 57名

という数字を聞いて「すごい時代になってきたな」と驚きました。

今の中学生(星翔中)が1学年110人前後ですので「12年後は中学生が今の約半分」に言う事になります。

先日のニュースで「消滅可能性自治体」が公表されましたが、もちろん玖珠町も候補に入っていて、ちゃんと数字を見ると恐ろしくなります。

消滅可能性自治体マップ/朝日新聞

人口(特に若者人口)が減るとどうなるか、については様々な予測やデータが発表されていて、Youtubeの動画などでもたくさん見ることができます。

医療・介護・インフラ・教育・災害対応・公的サービス・事業・税収・・・

様々な分野で「起こりうること」がありますが、どれもあまり良い話ではありません。

また「高齢者の定義を65歳から70歳に引き上げる」というニュースも耳にしましたが、一昔前の「65歳まで働いて、あとは余生」というスタイルではなくなるでしょう。
おそらく70歳、80歳でもバリバリ働く時代になっていると予想できます(すでにそうなりつつありますが)

そんなこれからの社会で、自分と自分の家族のことだけを考えると、

という選択肢が現実味を帯びてきます。

抗うためのトーカーワークス

「人生後半のために、都市部に移住する」

という可能性は、今でも持ち続けていますが、

生まれ故郷である「玖珠町」がこのまま衰退し、消滅自治体になる

というのも面白くないなと考え、2020年にトーカーワークス社を立ち上げました。

おそらく全国の多くの自治体(とくに田舎)で同じことが危惧されていて、役場や役所、商工会、観光協会、各種団体、そして民間事業者が「活性化」を目指して取り組んでいるのだと思います。

そんな時代に、この玖珠町で、自分に何ができるか?

をずっと考え会社を運営してきましたが、もう一度真正面から向き合い「過疎化に抗い、アグレッシブにいろんなことに挑戦していこう」と考え、この春、事業をすべて見直し、今日よりブログを再開しました。