商店街で起業する意味
大学進学で北九州に出て15年過ごし、家族と共に玖珠町に帰郷してから11年が経ちます。
紆余曲折の人生の中で20代の時に「いつかは会社を興す」という目標を掲げ、ひょんな出会いがきっかけとなり、昨年末、株式会社トーカーワークスを立ち上げました。
風呂屋 → パン屋 → 学習塾だった建物をリフォームし「デジタル・住宅・店舗」という3つの事業でスタートしたのですが、個人事業の時とは違い、勉強不足でわからないことだらけのため、今まさに「奮闘中」という状況です。
もともと塾を始める時にこの場所(商店街)を選んだのは理由があり
- 学校に近い場所であれば、行き帰りに立ち寄りやすい
- 鉄道(JR)にはまだまだ可能性があると感じている
- 商店街が活性化することが町には重要
- 自分が学生時代過ごした町並みだから
などですが、今回、会社を立ち上げるに当たって「本当にこの場所で良かった」と感じています。
田舎の商店街の可能性
今、全国の地方・田舎で「人口減少・町の衰退」が課題となっていますが、なかなかそれを打開し、流れを変えているという「成功事例」を見つけられません。
ということは、この問題は本当に難しく、解決法が見つかりにくく、誰がやってもうまく行きにくい課題なのだと思います。
そんな中、株式会社トーカーワークスは、
事業(ビジネス)として成長しながら、この問題を解決すること
を理念と目標に掲げていますが、
日本中で成功事例が少ないからこそ、やりがいもあり、ワクワクし、燃えてくる
とも言え、難しいテーマだからこそ面白いという、多くの方が眉をひそめるであろう考え方が弊社のベースになっています。
私事も含めて、この商店街(豊後森駅前通り・昭和町商店街)の方々には、塾を始めた時(9年前)からとてもとても良くしてくださり、恩しかありません。
知恵とアイデアを駆使して、まずはこの商店街を盛り上げること、ひいては町全体、世の中が少しでも良くなることに貢献すること。
ユニークで面白い大人もいるんだな(弊社以外にも)と町の子供たちに気づいてもらうこと。
そんなことを考えながら、日々社員で「あーでもない、こーでもない」と作戦を練っています。
これから、目下、練っている企画をお披露目する機会が多々出てくるかと思いますが、町内町外のみなさま、何卒よろしくお願いいたします。