池間哲郎さんの本&DVD

今日から9月、まもなく秋。

秋といえば「読書」ということで、コワーキングスペースに置いている「本とDVD」を紹介します。


北九州時代に、講演会のボランティアスタッフをしたことが縁で知り合った池間哲郎さん。

カンボジアのゴミ山の女の子や、モンゴルのマンホールチルドレンなど、アジアの貧困地帯の実情について、ご自身で撮ってきた映像を通していろんな話を聞かせてもらいました。

著書やDVDでも出てくる池間さんの言葉に

最も大切なボランティアは、自分自信が一生懸命生きること。

がありますが、この言葉は「生き方・働き方」を模索していた20代のころの自分に大きな影響を与えてくれました。

運営している塾の「考え方の講座・第3回」でも触れる話題ですが、

  • おそらく日本は世界でも最も恵まれた国の1つである。
  • 世界には何億人もの人が、字も学べず、人権もなく、平和も安全もない中で暮らしている。
  • そして今、自分たちが暮らしている「豊かさ」は、多くの途上国の人たちによって支えられている。
  • その豊かな国で、あらゆる物が揃い、何でもできる環境にあるのが我々日本人。
  • であるなら、世の中がもっと良くなるために全力を尽くす責務があるのではないだろうか?

そんな風に考えるようになった、きっかけを与えてくれたのが池間哲郎さんであり、この本とDVDです。

DVDの内容はかなり衝撃的ですが「百聞は一見にしかず」の通り、映像の凄さを感じることができますのでぜひ!

池間 哲郎 氏

1954年 沖縄県生まれ。幼少期は沖縄本島北部の自然豊かな本部町で生活。
その後、中学に上がる直前にコザ市(現沖縄市)へ転居し、米軍統治下時代、米兵の闊歩する基地の街で多感な青年期を過ごした。
サラリーマンを経て29歳の時に映像制作会社を設立。
経営者、並びにカメラマンとして結婚式、記録映像、CM等の撮影・制作を行う。

その一方、出張で訪れた台湾で山岳民族の貧困と人身売買問題を知ったことをきっかけに、1990年よりアジア各国のスラム街やゴミ捨て場などの貧困地域の撮影・調査・支援を始める。

会社経営の傍ら個人で支援活動を続け、1995年より自らが撮影した映像・写真を用いた講演・写真展を開始。
アジア途上国の貧困地域に生きる人々の姿を通して、一生懸命に生きることの大切さ・感謝の心・命の尊さを今一度見つめ直そうと伝えている。

1999年に立ち上げたNGO沖縄は、2002年にNPO法人の認可を受け、現在に至るまでアジアチャイルドサポート代表理事として日本を含む8カ国での支援事業も展開中。